WAF(WEBアプリケーションファイアウォール)の個別除外設定について
- FAQ番号FAQ01698
- 最終更新日2022/09/06 20:32:15
正規のアクセスがWAF(WEBアプリケーションファイアウォール)により制限(誤検知)されてしまう場合、個別に除外設定する事で回避が可能です。
<設定例:シグネチャIDで除外設定を行う場合>
- サーバーに保存されているWAFログ(waf.log)を確認します。
- WAFログの以下の記載部分から【シグネチャID】を確認します。
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(例)DETECT-STAT:WAF:RULE_SIG/***(中略)***/OFFICIAL/00201009/*****
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上記のログの場合【シグネチャID】は「00201009」となります。
- 以下の内容を記述した「.htaccess」ファイルを用意します。
◇.htaccessの記述内容
#--- ここから ---#
<ifModule mod_siteguard.c>
SiteGuard_User_ExcludeSig 00201009
</ifModule>
#--- ここまで ---#
- FTPでサーバーに接続し、3. で作成した「.htaccess」ファイルを「403エラー」が発生したファイルが保存されているディレクトリに設置します。
- サーバーに設置済の「.htaccess」に記載する場合は、上記記述を必ず先頭に追記してください。
- 「.htaccess」ファイルを操作する際は、必ず事前にバックアップを取ったうえで編集してください
- 「.htaccess」ファイルを新規作成した場合、文字コード「UTF-8」、改行コード「LF」で保存してください。
※「UTF-8」以外の文字コードでサイトを設置されている場合は、適宜、文字コードを変更してください。 - シグネチャID以外での除外設定も可能です。詳細は下記FAQをご確認ください。
《Zenlogic よくある質問 - WAF(WEBアプリケーションファイアウォール)の個別除外設定の記述例》 - 「.htaccess」ファイルの記述方法はサポート対象外です。
- 一部除外できないケースがございます。詳細は《Zenlogic サポートセンター》まで問い合わせください。